◆15番(
福田讓君) 一般の方は、後からまた
担当部長にお聞きしますけれども、早く接種していただいて、
感染予防のためにも進めていただきたいと思います。 さらに
安全対策として、今も
医療センターへの
面会禁止、もう一年になるんでしょうか。私もちょっと市民の方からもいろんなお声をお聞きしますけれども、もうかなり弱られて、体が悪くなって危ないときは、やはり受け入れてくださって、面会はしていただいていると思うんですが、そのあたりいかがですか。
◎
医療センター庶務課長(
岡本真治君) 基本的に面会につきましては、引き続き
原則禁止を継続させていただいておりますが、ただし患者さんの状況が思わしくない等で医師が認めた場合につきましては、個別に対応していただくケースもございます。
◆15番(
福田讓君) そうしていただきたいと思いますし、なかなか現在は、ほとんどの患者様は何か通話できませんので、歩けない方はもう
LINEみたいな形でやっているんですが、お聞きしますと
LINEではお声が聞けない、御家族の方が大変つらいという声もありますけれども、どこの病院でも、うちだけじゃないですから、
コロナの対策で絶対持込みさせない。御家族の方だって、私だって
PCR検査を受けたことないですよ。熱、毎日測っているからね。それでも、熱は出なくても、やはり中で
コロナを持っている方もいらっしゃるということで、発生していないだけで、特に
医療センターは、そういったことを一々調べるわけにいきませんし、
PCR検査しなければ、入らないと、入れないとか、そういうことはしていないと思うんですけれども、実際、
医療センターで
PCR検査を個人的に受けさせてくださいと、親類へ行くんや、どちらかへ、東京に行くんだということで、相手方も
PCR検査を受けてこなんだら来たらあかんでと。この間の夏の帰省のとき、堅実な方は、息子さんが帰ってくるときに
PCR検査してこなんだら、うち来るなと言うた人もおるんですよ。聞いたら2万円ぐらいするという、それを半分はお父さんや御祖父が持ってあげるからと、そんな方もいらっしゃいます。
医療センターでは、お金は出しても
PCR検査は従来と同じように検査はしていただけないんですね。
◎
医療センター医療業務課長(
須崎誠久君) 医療業務課、須崎から答弁させていただきます。 入院患者、
医療従事者に対する感染リスクの排除の観点からも、当院では、一般の方向けの
PCR検査についてはお断りさせていただいております。
◆15番(
福田讓君) そうすると、入院患者の皆さんは、全部それは無料で当然
PCR検査を受けてから入院させていただくと、そういうことですね。
◎
医療センター医療業務課長(
須崎誠久君) 入院される方につきましては、患者さん負担なしで
PCR検査をさせていただいております。
◆15番(
福田讓君) 分かりました。 これから
オミクロンがどのような脅威になってくるか分かりませんが、今、国内から発生しているわけじゃないんでね、かなり水際対策で阻止はできると思いますが、この正月にどのような形になってくるか。国もGoToトラベルとかいうのも、その状態を見ながら慎重に行っていくということも、総理大臣も発表しておりましたが。我々のところは
医療センターしかないですからね。聞きますと、最高、県からの要請で30名を受け入れていただいて、ほとんど軽症の方ばかりということで、抗体カクテル療法で1週間程度で退院されたということで、ありがたいことだと思いますんで、特にそこで従事される
看護師さん、そういった方の健康には特に気をつけていただいて、頑張っていただきたいと思います。 新型
コロナはどこで発生するかも分かりませんし、先日、この間の委員会で申したんですけれども、私の義理の母がある老人ホームでお世話になっていまして、その妹が面会に行きました。そして、こういうつい立てでお話しした2日後から高熱を出しました。ほいで施設の方は、抗原検査していただいても異常なしと。でも、私はそれでは困りますと。そして、保健センターの福本センター長にお願いして、
医療センターには、新宮で
PCR検査してくれるところ発表していないんですか、今のところないんだということだった。
和歌山県も発表していなかったんです。探していただいて、梶野先生のところに行って、1日かかりました。梶野先生ももちろん防護服着て、もう全て同じような状態で、鼻から入れてしていただきましたけれども、なかなか梶野先生のところも、そういう疑いのある人を病院の中に入れるわけやないし、外で待って、1時間して結果が出て、無事陰性でした。あれはもう本当に、ちょうどタイミング的に面会に来た2日後から高熱出たんですよ。これは大変なことだと思って、老人ホームの皆さんに大変御迷惑かけたらあかんということで私も必死でした。それでよかったです、陰性で。 そんな経験もさせていただいて、私としては、これ本当に身近な問題であるし、医療に従事されている方がどれだけ苦労されているか、しみじみ分かりました。 皆さん、市長もはじめ、私も毎日体温測っています。それはもう、今でもかばんの中に、非接触のを買っていますから。これからお互いが迷惑かけずに、お互いがうつさない、うつらない。 日本人はいいんですよね、お隣の韓国御覧くださいよ。
PCR検査を打って、マスクもせんと歩いていたという話、よくテレビでやっていますけれども、マスクもできない方もいらっしゃる、それは仕方がないこと。7,000人ですよ、毎日。だから、日本人というのは、マスクをつけられるというのは、もう常にありますから。 ほかの外国ではどんどん、イギリスなんかは1日4万人、アメリカで11万人、1日ですよ。ドイツ3万人とかね。日本はそんなことないというのは、やっぱり日本人の人間の考え方ですかね。人に迷惑をかけない、権利ばかりを主張するんじゃない。やはり我々も相手にうつさせない。そういう心が、やっぱり心がけというのは、やっぱり日本人というのはいいなあと、私は思います。他の国では我がの権利ばっかり主張して、そういう国もありますからね。私はあれ見て、やはり日本人というのはいいなあとつくづく思います。それが今回、世界の国々があれだけ
コロナの患者が増えても、日本はそろって増えていかないというのは、やっぱり自らの人間性でしょうか。お互いが相手の気持ちになって、それを守っているからだと私は思っています。私はそう考えています。 以上で、
医療センターの運営につきましては、これで終わります。ありがとうございました。 続いて、市民への新型
コロナワクチン3回目の接種について、お聞きしたいと思います。 一番早い人、65歳以上の方で接種していただいた方、恐らく1月頃から接種券が届くということで、前日も同僚議員からも御質問があったとおりです。 私、職員の皆さん、よく頑張っていただいてね、市長、本当に土日休みなしでやってくれているんですよ。市民の方も、それにだんだん分かってきていただいて、喜んでいただきました。ところが、これ始まったとき、どんな苦情があったか。私が聞く苦情というのは、早く打っていただきたいという方がほとんどでしょう。ところが、自分の都合によって打てないという方もいらっしゃる。仕事の都合とか、それは仕方がない。 しかし、先に早く、今回、私は提案なんですよ、提言。これは災害と思って、市長も言っていました、
コロナは災害でしょう。一人一人の個人のことをまず考えるよりも全体を考えて、やっぱりきちっとして新宮市の
新型コロナウイルス感染症対策担当部長が線を引いてきちっと守って、市民の方に周知徹底、広報してほしいんですよ。だから、早く打ってほしい人がたくさんいらっしゃいますから、その人を先に打っていただいて、後になっても仕方がない人も後回しになるということじゃないんですよ。やっぱりそこらあたりの線引き、ちゃんと引かなあきません。 なぜ問題になったか言うたら、前回は、新宮、佐野、熊野川町あったでしょう。新宮へ申し込んだら、いっぱいやったと。佐野へ行ったらいけますと案内しているんよね、職員の皆さん親切に。佐野行ったら逆で、佐野もいっぱいになったやないかと。熊野川町行ってもいっぱいやった。何やっとんだ、お前らと。人を振り回すんかと。そういう苦情たくさんあったんです。それは、その方が一生懸命、我がのあれをしていくんやけれどもね。 そこで、一つの線引きというんですか。これは災害と思って、規則はきちっと守っていただいて、どうしても行けないときは、次と。後に回る可能性もあるでしょう。そのあたりの線引きはきちっと守っていただきたい。
那智勝浦町は75歳まで止めたんです。それから、また次へ行った。これも一つの案です。 誰でも打ってほしい人ばかりじゃありません。打てない人もいらっしゃいます。自分の体によってね。でも、どうしても早く打っていただきたい人に対しては、きちっと案内して。市民の声がたくさんありますよ、部長、我がのこと言いますね。私も我がのこと言いますけれどもね。だから、全体を考えて、災害の対策ということを頭に入れていただいて、そのときは毅然とした態度で進めていただきたいんです。いかがですか。
◎
新型コロナウイルス感染症対策担当部長兼
新型コロナワクチン接種推進室長(
山下泰司君) 新型
コロナワクチン接種推進室、山下より答弁させていただきます。 前回につきましては、接種券等、高齢者の方にまとめて発送等しまして、あと予約につきましても御自身で取っていただくという形にさせていただいたんで、ちょっと御迷惑をおかけしたところがございます。 今回、3回目接種につきましては、先日来ちょっと答弁させていただいておりますが、現状では2回目接種を行った日から原則8か月以上経過した方から対象ということになっております。それによりまして、接種券の発送につきましても、8か月を経過された方に順次送るいう形になっておりますので、まとめて送るということはございません。 それと、今後集団接種と個別接種を組み合わせて実施していくことになろうかと思いますが、集団接種につきましては、基本的に市のほうから日程とか、会場を指定した御案内を送付する予定にしてございます。それでどうしても都合がつかない方につきましては、こちらのほうに連絡をいただいて、変更していく……
◆15番(
福田讓君) そこなんです、そこなんですよ。 都合の悪いのは個人の考えなんです、皆ね。そういった方に対して、きちっと新宮市の線引きしていってほしいんですよ。必ず言うてきますよ、いつないうて。そういう方もいらっしゃるんですよ。仕事でされているから仕方がないんですよ。私、
那智勝浦町に行きやったが、
那智勝浦町で打てんさかいこっち来たいんやと。こっち来るのに仕事が忙しいとかいう方もいらっしゃいまして、私、厳しく言いましたよ。会社で休ませていただいたらいかがですか、1時間でもいうて。これ災害ですよと。インフルエンザみたいな注射というんじゃなしに、これは命を奪われる形の大変なことなんで、やはり会社としてもやっぱり考えていただきたいということを、私は申し上げたんです。必ず出てきますよ。そこをきちっと市民から言われても、うちはこの方式で行きますと。これは市の全体のことなんでね。そこをきちっとしていただきたいんです。前回の轍は絶対踏まないようにしていただきたい。そうでなかったら、新宮市の信用が落ちてしまうんです。職員の皆さんは一生懸命しても、個人にかかってきやったら、今度こっちから来ますよ、いろんな声が。だから線引きはきちっとして、少しでもやっぱり我慢をしていただいて、自分の御都合によるんだったら少し遅くなって、このときになりますけれどもいかがですかという、そのあたりをきちっとしてくださいね。私はあなた方を責めておるわけじゃないんですよ。必ず言うてきますよ、いろんな方から。だから、それをちゃんと対応できるような、やっぱりマニュアルもきちっとして、あくまでもこれは災害ということで、緊急事態ということをよう頭に入れて動いていただきたいと思います。よろしくお願いします。
◎
新型コロナウイルス感染症対策担当部長兼
新型コロナワクチン接種推進室長(
山下泰司君) 議員おっしゃられましたように体制を整えまして、市民の方に御迷惑をかけず、安心・安全な接種ができるように実施してまいりたいと思っております。
◆15番(
福田讓君) 私はね、山下部長、いつも思うんですよ。市民の方って悪い人はいないんですよ、皆いい人ばかりだと思っています。しかし、どうしても自分の都合が先、出てくるんですよ。私だって、我がありますから。 しかし、それは全体を見て、やっぱりこれはこうしていただきたいということは、幾ら憤慨されたとしても、その市民の方が、これはうちの規律でやっていますということをやっていただきたい。そうでなかったら、もうほんまに後で苦情ばっかり来ますよ。そこらあたりも前もって、きついこと言って申し訳ないんですけれども、それだけよろしくお願いいたします。 続きまして、選挙公約の実施についてお聞きしたいと思います。 市長は、めでたく今期、4期目当選おめでとうございます。厳しい選挙でございました。また、対立候補も皆さん立派な方でして、なかなか厳しい戦いで、市長はよく頑張っていただいて、新宮市始まって以来、3期、4期というのは、すごいことです。それだけ、市長の人柄というんですか、誠実さ、それがやはり市民の方が認めていただいたと、私はそう思っています。ほかの候補者もみんな若いし、みんな立派な方だと思っていますけれども、ここはやはり
田岡市長でいかなければならない。やっぱり田岡だと。そう言っていただいたと思っています。 今後、市長が目指す、これからは市民に対するいろんな施策を打っていくということで、今回打ち出した中で、少し市長にお伺いさせていただきます。 まず、エコ広場ということで、新聞等で拝見させていただきますと、新宮市の庁舎の近くに一つのエコステーションをつくられて、そこへ朝8時15分、5時半までそこへ持ち込んできていただいて、いつでも受け入れると。それはまたすばらしいことなんです。 だから、それを行うにおいて、このエコ広場というのは今、エコ広場で協力していただいています協力員の方々がいなければ絶対できません。ところが
少子高齢化に伴って、高齢の方が増えていって運営が厳しくなってきて、常設という形で市長も考えられているんですけれども、私は物事を進める前は必ずいろんなことが出てきますから、私の考え言います。まず、今のエコ広場を継続しながら、試験的に常設のエコ広場を運営されてはどうかなと。一遍に切り替えてしまったら、後何ともならんことになったら、私は心配するんですよ。そして、そこで働いていただいている方もいらっしゃるしね。 今、お聞きしますと、成り手が、6時45分から8時までです。夏なんかいいんですよ、夏季は。冬季になったら真っ暗でしょう。そこへ行って働いてくれる方というのは、若い子はちょっとね。御婦人の方だったら大変だと思うし、やはり退職された65歳以上の人が多いと思うんですよね。そのあたり慎重にこのことを運んでいただきたいと思うんです。まず、するときは、必ずいろんなことが出てきますけれども、想定しながらね。 それで、昨日、同僚議員も言っておりました。必ず新宮でできたら、三輪崎、佐野、人口多いでしょう、新宮1万8,000人、向こう三佐木地区は7,000人あるんでしょ。熊野川町は絶対心配ないですけれどもね、そのあたりよく考えられて、頭のいい
生活環境課長もいらっしゃいますし、よく実践する前に必ず想定しながら行っていただきたいんです。 今、市長が以前から公約ということで、来年の4月から実施されるということを発表されておりますが、それで進めていくわけですが、新宮市の駐車場が今度は減るわけなんですね。そのあたりちょっと詳しく
事務方から説明してください。
◎
生活環境課長(
竹田和博君) 生活環境課、竹田より答弁をさせていただきます。 今のところ、市長、答弁いたしましたとおり、東駐車場、第4駐車場のところを一応計画しておるところでございます。 駐車場の利用に関しましては、当然排出に来られた方が利用するというところもございますけれども、あそこにも警備員というか、公用車置場で管理していただいている方もおります。また、職員のほうも、生活環境課のほうで画面を通して見えるような状況をつくって、なるべく監視体制をきっちりした形で対応していこうと、そのように思っております。
◆15番(
福田讓君) あのね、課長、私が心配するのは、私のところの熊野川町でも、どこからかいっぱい入れてくるんですよ。放ってくるんですね。その地区だけじゃなしに。だから、特に夜とか、新宮市の人じゃない方が持ち込む可能性も、私は想定せなあかんと思うんですよ。そのあたりきちっとしていただいて、やっぱり市民からも喜んでもらえるエコ広場にしていただきたいし、これは市長が今、エコ広場の運営の皆さんが高齢化進んできて、なかなか協力する方が少なくなってきたということで、ふれ愛収集もありますし、それを並行に進めていただいて、どのようにしてやっていくかとして、慎重に市長、進めていただきたいんですが、いかがですか。
◎市長(
田岡実千年君) 今回の常設エコ広場、市民の皆さんの利便性の向上という観点からも、早く実施すべきだというふうに思っておりますが、失敗のないように慎重に進めてまいりたいと思います。
◆15番(
福田讓君) それだけを聞いたら私、市長の手腕にかけますけれども、高齢者も車の免許証を返納する方がだんだん増えてきます。熊野川町で高齢者比率が52%、新宮でも35%超えていますからね。そのあたり、よく検討されて、
事務方とも研究されて、なるべくうまくこれが市民にとって喜んでいただける広場になるように進めていただきたいと思います。それを私も見守っていきたいと思います。 それから、次の防災なんですが、一つこれバンダナというんでしょ。これすごいなと思ってね。テレビでやっていましたね。肩へかけたらこうして手話とか、逆に下は、こうやって分かっていただけると。これ災害のときに、そこに来ていただいている方にこれをつけていただいて、スカーフですからね。これテレビで拝見して、これ新宮市の職員の方が発案したと思ったら違うんですね。聞いたら、
和歌山県警察本部から来ていただいている派遣の櫻井勇太さんって方、これを発案していただいて、もうテレビでは有名になっていますけれどもね。この方は今度、もう3月に帰られると聞いたんです。帰るんですか、もう。
◎総務部参事兼
防災対策課長(
竹田和之君) 防災対策課、竹田より答弁させていただきます。 一応、2年間ということで3月末までとなっております。
◆15番(
福田讓君) 私ね、すごい人やな思って、こんなん考えていただいて。私、職員が作ってくれたと思っていたら、その櫻井勇太さんという方が、県警の警察官の方が2年間おって、これを考案してくれたんですね。この方はまた県警本部へ帰ると思うんですよね。出向ですからね。またこれを宣伝していただいて、こういうほかの市町村でも私は聞いていないんですが、どんどん新宮市でこのようなことをやっていただいています。手話をできる、耳が聞こえないとか、そういう方に対する、もうすぐ一発で見えるんですね。本当に私も感謝しています。櫻井さんに、さっき来るときに、「櫻井さん、本当にありがとう」と言って、私も感謝をしてきました。 ほいでやっぱり新宮へ来ていただいている警察官の方、そして警察官OBの方というのは、
医療センターにも佐々木さんというのいらっしゃるでしょ。あの人も本当に親切で、やはり親切であっても、厳しいことはびしっと言う人ですから。やはり警察官だから、いろんなことを、法律のことに詳しい。ほいで、もう一つ生活環境課にも坂本さんですか、いらっしゃるんやね。この方も元刑事上がりの方で仕事をしていただいています。市民のために働いて、市の職員の補佐として、いろんな法律から、問題から含めて、難問題も解決していただいていると思います。もう一人、福祉課にもいらっしゃると思います。だから新宮市は、
和歌山県警からこうして派遣もしていただいているし、やっぱり重要起点であるということで、この紀南の新宮市が、ありがたいと思います。
医療センターの佐々木さんなども本当に、元刑事だと思うんですけれども、やっぱり優しくて、物腰は優しいけれども、厳しいことには厳しく対処されていると思います。市長、こういう方も来ていただいて、防災で一生懸命頑張ってくれて、新宮市の名を上げていただいて、ありがたいと思いますので、市長からもぜひお礼の言葉をかけてやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 さて、防災の中で、同僚議員も発言しておりますが、今の防災行政無線が聞こえにくい。これは前回の
一般質問でも私、申し上げましたけれども、もう10年前からです。パナソニックがこれを入札で落として、これはJアラートいうて国の緊急通報の放送も入るためにデジタルになったんですよね。だからデジタルしなければならないということで、初め、デジタルだったら無線が真っすぐ届くから、前よりももっと聞こえやすいということを初めそう言われたんですよね。ところが、やはり実施してみますと、本当に聞こえにくいところもあるし、なかなか市民からの声もあります。これはもうずっと10年前から、同僚議員も皆やっていましたね。 ところが、戸別受信機というのは、今の状態の新宮市の防災行政無線に合う戸別受信機というのは5万円するんでしょ。それにアンテナつけたら7万円でしょ。だから、それがネックになって、ずっと市長、これ議会でも先輩議員らもよくやっていましたけれども、その一つの手段として、NTTの戸別電話の回線を使って、竹田課長のところの防災対策課の廣井課長補佐がよく市民の家へ行って戸別電話を設定して、防災行政無線が聞こえにくい方には、ベルが鳴って取ったらできる。ところが市民の方は、防災のことだけを聞きたいという方もいらっしゃるんです。ところが警察の人の迷い子さんとか、いろんなことがある。それは要らないという方が出てきたんですよね。だから、なかなか始めはNTTの固定電話からベルを鳴らすと、一斉にね。そして、その後、携帯電話が出てきて、この間、金曜日に通話中にブーンと鳴ってきました。地震が起こりますという。あのシステムを、新宮市の方で今7,000人ぐらい、携帯電話なおかつスマートフォン持っている方、あれから大分増えていますか。
◎総務部参事兼
防災対策課長(
竹田和之君) メール配信については約7,000人の方、それとSNS、ツイッターや
LINEなどは8,000人の方が今、登録されております。
◆15番(
福田讓君) だからこれね、市長も公約の中で、やっとこれ本当に予算もつけてやってくれると思うんですが、私からもぜひ、まず高齢者の方で、今、携帯電話でスマートフォンでも簡単スマートフォンいうて今持っている方多いでしょう。うちで今、生涯現役という3,000万円頂いて、国から、毎年1,000万円の補助金で、職訓センターで職員の方が配置して、高齢者のためにいろんな講座をしていますね。あそこでもスマートフォンで簡単に通話ができる、そういうことをしていただいていますし、今、高齢者向けのスマートフォン多いんですよ。だからそれで、なるべくそういった方にも、電話も使える、緊急も使えるいうことで、どうしても携帯電話とかスマートフォンを御利用できない方。市長はそういうことを考えられて、まずそのアンケートを取られて、そういった方に随時配布すると、そういう考えですね。
◎市長(
田岡実千年君) おっしゃるとおりです。 議員も紹介いただいたように、結構単価が高額でございますので、本当にどうしても情報が取れないという方にというふうに思ってございます。基本は屋外のスピーカーから、またメール、また専用回線の電話等で情報を取っていただきたいというふうには思ってございます。
◆15番(
福田讓君) そういった形で少しずつでも進めていっていただけるという市長の考えですんで、特に高齢者、また防災行政無線が聞き取りにくいところもあるんですね。それをなかなか、今調べていただいているんですか。
◎総務部参事兼
防災対策課長(
竹田和之君) 現在、順次調査しております。
◆15番(
福田讓君) 地道な調査だと思うんですが、少しでも防災につながることですんで、今、市長が申し上げていただいたように、やはり高齢の方で、特に使えない方に随時、配布するという形でしていただけるということは、一歩前進していると思いますので、市長よろしくお願いいたします。 もう一点の給食費の無料化なんですが、これ昨日も同僚議員がおっしゃっていましたが、小中学校、全額無料という形で、教職員の分は教職員が払うの当たり前ですから、それで大体6,000万円ですか、ざっと概算で。
◎
教育部次長兼
教育政策課長(
澤原謙二君) 教育政策課、澤原からお答えさせていただきます。 小中学校を全て無償化にすると約6,500万円というふうに試算しております。
◆15番(
福田讓君) それは今、私が申し上げました教職員のは入っていませんね。
◎
教育部次長兼
教育政策課長(
澤原謙二君) 教職員は入っておりません。
◆15番(
福田讓君) 当たり前の当然のことを言って申し訳ないんですが、子供たちのことだけですから。 それから、この財源というのは、市長はふるさと納税をやはりもっと増やして、これに充てたいという考えを討論会でも言っておりましたけれども、現在のふるさと納税の収入というんですか、どれだけありますか。簡単で結構です。それと、一般財源からもこれ必要になってくると思うんです。簡単で結構です。
◎
企画調整課長(下基君) 企画調整課、下より答弁させていただきます。 今年度は、これまで11月末現在で約2,100万円ほど御寄附いただいてございます。
◆15番(
福田讓君) ほいたらまだ4,000万円、また一般財源から出さなあかんということですね。それでいいんですか。
◎
企画調整課長(下基君) 実質、寄附をいただいた額の6割は事務経費、返礼品とか、もろもろにかかる経費になってございますので、実際の寄附額の4割程度が実際の寄附金額というか、歳入ということでございます。
◆15番(
福田讓君) 間に一般財源もかなり要るということでしょう、違うんですか。
財政課長。
◎
財政課長(
小林広樹君) 財政課、小林が御答弁いたします。 今、下課長からありましたように、ふるさと納税の一部は財源として使えると思っています。残りの一般財源につきましては、いろいろ各部のプログラムであったり、あと公債費の削減であったり、そういうことで賄っていく必要があるかなとは思っています。 議員おっしゃいますように、ある程度の一般財源は必要になるかなと思っています。
◆15番(
福田讓君) 過日頂いた新宮市の行財政改革について各課のいろんなスタイルを書いていましたね。簡単に言いますと、電力代も関西電力じゃなしに、一般の財源から取って安くするとかね。これは市長と財政課が考えてやっていただけることなんですが、財政を圧迫しないように、子供たちのためでございますんで、進めるに当たって慎重に進めていただきたいと思います。 ここで休憩お願いします。
○議長(
榎本鉄也君) 質問中ですが、10分程度休憩いたします。
△休憩 午前10時58分
---------------------------------------
△再開 午前11時12分
○議長(
榎本鉄也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。 15番、
福田議員。
◆15番(
福田讓君) (
質問席)
一般質問を続けさせていただきます。 一つ、給食関係ということで子供たちのことなんでちょっと関連して
教育長か、これ担当はどこか分かりませんが、今度、総理大臣が18歳未満の方に対する給付金、クーポンでしてもいいし現金でもしてもいいということになっていますね。我が新宮市は現金ではしていただけないんですか。
◎
子育て推進課長(
梶田卓哉君) 子育て推進課、梶田より答弁させていただきます。 ただいま、御質問いただきました給付金につきましては、現在制度が固まっていない状況でありまして、その状況を見極めまして、本市としても判断していきたいと考えております。
◆15番(
福田讓君) 再度、御質問させていただくんですが、やっぱりクーポンとなったら使い道というのはたくさん、全てキャッシュと違ってね、取扱いというんですか、だから、国としては私の考えですけれども、クーポンを発行するためにはいろんな印刷会社の方とかそれがあって経済の効果もあると、そういうことも考えられてああいうクーポンにされるんかなあと私は考えているんですけれどもね。頂くほうとしては、新宮市もそれなりの高所得の人ばかりじゃございませんしね。そのあたり、よろしく。現金で支給させて頂いたらいいと思うんですけれども、私からこれ一応提案なんです。市長どうぞ。
◎市長(
田岡実千年君) 今、議員の提案も含めて、検討させていただきたいと思います。
◆15番(
福田讓君) 検討していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 続いて、経済対策、観光対策についてお聞きします。 まず、観光対策で、今日は紀南新聞の記者さんは見えていませんが、私、この席をお借りしてね、紀南新聞の記者さんにお礼言いたかったんですよ。市長は紀南新聞をいつも御覧になって最後のページに何て書かれているかと言いますとね、クルーズ船でこちらへ多くの方が来ていただきます。10月から11月に3隻来ていましたね、その最後に乗船される方は、出港の1週間前に
PCR検査を実施すると、そして1週間待って乗船前にもPCRを検査するんですよ。そして、陰性だったら乗船する、中にも医師もある、保健師もあると。それだけきちっとして新宮港へ入港をされているんですよ。我々と違うんですよ。 私も市長も
PCR検査、市長はされたと思うんですが私はしていません。それだけのお金をかけてまで、この熊野の聖地に向けて来ていただけるんですよ。こんなありがたいお客様ってないと思うんですよ。だから、もっと紀南新聞さんは必ず、熊野新聞さんも一緒ですけれども、これだけの
感染予防対策をして来ていただいているということを市民の方にもっとPRしていただきたいと、前にもお願いしたんですが、それぐらいのやっぱり熊野が聖地なんですよ。だからそれについて課長どうですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 企業立地推進課の小渕より答弁させていただきます。 今議員、御紹介いただいたとおり、クルーズ船につきましては各社とも基本的な感染対策のほか、ウイルスを船内に入れない。もし入ってきたとしても船内で拡散させないという考え方の下に、乗船客やクルーに対する、乗船当日を含めた複数回の
PCR検査の実施や、乗船客定員の削減、それと船内の換気、サービス提供スタイルの変更など、多岐にわたるリスク管理の中で運航がされてございます。 それと今、冒頭御説明いただいたとおり、報道機関の皆様には、感染対策の周知や出入港の様子など、紙面等を通じて新宮港のクルーズ振興を御紹介いただいておりまして、大変ありがたく思っているところでございます。
◆15番(
福田讓君) 分かりました。やはりもっと新宮市の広報もね、そういう形でやってきていただいて、新宮市の経済効果を上げていると。前にも課長にお聞きしますと、大体500万円から1,000万円の効果があるということを聞いていますから、来年からもただこれ
オミクロンですか、これによってまた大分変わってくると思うんですが、これは海外から持ち込まれていますんで、そのあたり、これは政府の考えでやっていただいていますのでそれによって若干変わってくると思うんですが、それだけ、クルーズ船で来ていただく方は、
PCR検査をされて来ていると。新幹線でこちらへ来る方はほとんどされていないと思います。車で来る方でたくさん新宮市で、土日あるんです、他府県からも、されているのかされていないか分かりませんが、クルーズで乗船する人は必ず2回の
PCR検査をしてこちらへ向かって、乗船して熊野へ来ていただいているということを市民の方にもっとPRしていただきたいと思います。 なおかつ、今また答えていただいたとおり課長それでいいです。あと串本町のロケットがいよいよ来年度から打ち上げ予定です。これに合わせて、やはりクルーズ協議会ともそのあたり今後とも考えていただいて、今、種子島へ行かなければロケットの発射は見えませんから、そのあたり、今後とも串本町、近隣町村とも一緒になって、クルーズ船の誘致のときに、これも見える形のいろんな計画をしていただければと思いますがいかがですか。
◎
企業立地推進課長(小渕学君) 今、議員御紹介いただいたとおり、串本町におけるロケットのクルーズ船の活用ですけれども、現在、新宮港の周辺市町村で組織されております新宮港クルーズ振興広域協議会におきまして、あくまで事務担当レベルではありますけれども、串本町様からロケット発射場についての情報提供を受けてございまして、会員間での情報共有を行ってございます。引き続き、状況等を注視いたしまして、その可能性について探っていきたいというふうに考えてございます。
◆15番(
福田讓君) 課長、ぜひとも、これも一つの名物になると思いますんでうまくいけば、そのあたり観光の一つですから、なおかつもう一つね、今度できた文化ホールすばらしいですね。あそこ行ってびっくりしました私。これは文化ホールの運営に関しても同じという形じゃないんですが、あそこで私行ってきたんですよ。みんな一生懸命になってシーンとなって勉強されていました。それで疲れた方は窓際で新宮城を仰ぎながら熊野川を見ながら、三重県の紀宝町を眺めながら、そして左の速玉大社、そして神倉神社を眺めている人もおりました。 これも一つの観光スポットですよ。観光バスも停車できる、これはやはり徐福公園、新宮城跡、そして丹鶴ホール、そして速玉大社、神倉神社、浮島の森、そういった、名勝の一つとしてあそこへ来て観光客の方もあそこの中上健次さん、そして中上健次さんのホールもありますし、一つの観光スポットだと思うんです。だから、今回、ちょっと前後しますが、東大の文学部の新宮分室ができたということで、ちょっとそれ教えていただきたいんですが。
◎
教育長(
速水盛康君) 市長に御尽力いただきまして、先般、東京大学で分室の看板の引渡し式を総長を通じて行わせていただきました。 既に、地域連携担当の助教授が12月1日に東京大学に赴任したところでございます。来年度以降でありますけれども、丹鶴ホールの2階部分の一角にその看板を掲げまして、数か月赴任いたしております助教授が新宮分室に滞在をして、こちらの学際的なことについて東京大学との連携を深めていくという、そういう準備を今進めているところでございます。
◆15番(
福田讓君) ありがとうございます。 東京大学と言えば日本の最高学府の一つで、まして文化部にも文学部出身のいろんな芸術家とか文学者もいらっしゃいますし、新宮では佐藤春夫さん、それで昭和の文豪芥川賞作家の中上健次さん、これねどんどんこれから新宮市へそういう東大の方に来ていただいて、東京でアピールしていただいて、熊野の名所、それに一つ文化ホールが加わったということで、ホールだけでなしに、そういう勉学の道、熊野学を学ぶ場所として、これからも活用して。速水
教育長は教員を長いことされた、教員畑だけのことじゃなしに、いろんな芸術文化にも造詣の深い人だと私は思っていますので、ぜひ
教育長、頑張って東大の分室を大いにPRしていただいて、近隣町村からも人が集まっていただけるような方策を考えていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。市長一言よろしくお願いします。
◎市長(
田岡実千年君) 今回、新しく建設された丹鶴ホールの2階に東京大学の研究室の分室ができて、1年のうち半分ぐらいは助教授級の方が滞在して、いろんな研究をしてくださるというのは本当に新宮市にとっても、誠にありがたいことだと思ってございます。 また、東京大学の学生さんもこの熊野へ訪れていただいて、熊野を知っていただいて、またいろんな形で全国にも発信していただける機会がさらに増えるということも大変期待しておりますので、
教育委員会のほうでもしっかりと対応するということでございますんで、ありがとうございます。
◆15番(
福田讓君) 市長の肝煎りでございますので、ぜひとも、この文化ホールが文化、歴史、芸術のまち、そして観光のまち、そういう形で、一つ新宮の名所としてこれが加わったということで私もうれしく思っています。よろしくこれからも進めていただきたいと思います。 そして、今度は経済対策についてお聞きします。 熊野川のジェット船、熊野御坊南海バスが一応、現在休止をされているということで、しかし、この瀞峡ウオータージェット船というのは、熊野の名所、紀南での最高の名所なんですね。そこが今1年間休止されてまさしく寂しい思いでございます。 私は、熊野御坊南海バスの関係者の方ともお聞きしましたが、いろいろ労使交渉もあり、経費も
砂利を撤去するのにお金がかかるということで今休止になっている状態とお聞きしています。それは委員会でも述べさせていただきました。今回、熊野川町ふれあい公社の下阪さん、代表者がこれを今、川舟下りをふれあい公社がやっていますが、それを熊野川町玉置口で往復20分ぐらいをかけて瀞峡巡りを行う予定だということをテレビで拝見いたしました。本当にありがたいことだと思います。今、船頭さんも頑張ってくれていますし玉置口というところは志古から車で約20分で行けます。そこに着いて20分間の遊覧と、まさしく本当に名勝瀞峡が復活ということで、私は、本来は熊野御坊南海バスさんが運営されて、熊野川町の志古にドライブインがあって、お弁当屋さんや販売店もあって、そこで働いている方々もいらっしゃいますし、それによって地元も潤いがあるし雇用も増えるということで期待していたんですが、この経済情勢の中で、いろいろ熊野御坊南海バスさんの考えもありまして今休止になっています。本当に寂しい限りです。現在は、お弁当とお土産の販売はしておりますが、やはりジェット船で人がにぎわわないという本当に寂しい思いです。今回、下阪代表が、熊野川町ふれあい公社が思い切ったことをしていただいて、瀞峡で川舟の舟を浮かべて瀞峡を探索する。本当にありがたいことだと思います。ぜひとも、ふれあい公社を運営するのは下阪代表でありますが、実際経営に参画されている地元の行政局長、課長、そのあたりでお助けを、お手伝いをしていただいて、やっぱりこの運航がうまくいくように、私は頑張って尽力していただきたいんですが、いかがですか。
◎
住民生活課長(
勢古口千賀子君) 住民生活課、勢古口より答弁させていただきます。 公社の理事会で経営状況を把握しまして、瀞峡巡りをやっていただけるということで、本当にうれしいことでございます。当然ながら、公社に全てを任せるのではなく、行政としましても協力一致団結して地域活性化を図ってまいりたいと考えております。
◆15番(
福田讓君) やはりね、下阪さんらは熊野川地域フラワーツーリズム、そして熊野川町の花火、そしてかあちゃんの店もね運営されていてなかなかの手腕の方ですし、そこに一緒になって参画されているいろんな熊野川町の方もなかなか御商売もされている方もいらっしゃいます。しかし、運営がどういくか、これはふれあい公社の方の運営の手腕によるもんですが、やはりそれを手助けしてうまくいけるように、行政局がしっかりと見守っていろんな知恵を出していただきたいし助言も出していただきたいし、この熊野川町ふれあい公社が瀞峡巡り、これを全国にもっと売ってほしいんですよ。今熊野御坊南海バスさんはもう休止の状態ですから、新たに目玉商品としてね、そのあたりのPRもぜひともやっていただかなければならないし、それはやはり行政局の皆さん、行政局長、課長、あなた方の手腕にかかってくると思いますんでよろしくお願いします。 それでもう一つね、JAさん、熊野川町総合開発センターでJAさんが2月でもう店を閉めるということで、またこれも下阪さん先頭に、熊野川町ふれあい公社がこれを運営をさせていただきたいということで大体話がまとまっているということはお聞きしました。今度は物を売るほうなんで、そこの仕入れとかね、いろんなこともあると思います。そのあたりもやはり下阪さんらはよく勉強されて、かあちゃんの店に対しても協力をしていただいていますし、これが熊野川町の人にとって、私もそうです、今私も住んでいるのは現在は熊野川町ですが、いずれ老人ホーム行かなきゃなりません。その間でもやはり免許証ももう返納しなければならない、新宮までお買物に来なければならない、大変になってきます。私も、いずれ10年過ぎたらなってきます。そこでJAが店を閉めるということで、本当に心配でしたが、今回、ふれあい公社がそれを引き継いでやっていくということなんで、熊野川町の町民の皆さんにとっては本当にありがたいことです。どのような形式で、販売品の中身は詳しくはお聞きしていませんが、これもやはりふれあい公社等が関わっていることですんで、そこの一員として行政局長、課長がそこに参画していますから、これも何かあったときはやはり相談を受けて、やっぱり助けてやっていただきたいと私は思っているんです。いかがですか。
◎
住民生活課長(
勢古口千賀子君) これにつきましては、公社理事会で同じように収支を確認し、経営できるかと地域活性化と住民の福祉の増進に寄与することが公社の目的でございますので、地域の方の買物に不便が生じないようにすべきということで判断したということでございます。 当然、こちらにつきましても、公社に全てを任せるのではなく、行政としましても一致協力して、地域活性化を図ってまいりたいと考えております。
◆15番(
福田讓君) ぜひとも、市の行政局がありますので、皆さんの力も借りて、彼らと一緒になって熊野川町の住民を守っていただきたいと思います。よろしくお願いします。 続きまして、新宮市内の交通網につきまして簡単に、時間も少なくなってきました。 今、熊野川町ではデマンドタクシー、新宮市の
企画政策部がよく研究されて、大変好評を得ています。市内片道100円で行けると、これは国からの新宮市にもたらされる6,000万円ですか、当時の補助金、過疎地における交通網体制に国から補助金、それも活用されて、今、熊野川町ではデマンドタクシーがうまく運行されていまして、何でもですよ課長、始めやったら必ず問題が出てくる。しかし、それを今熊野川町の皆さんと話をしながら行政局も
企画政策部も、発着の時間とか、今まででしたら6時が7時に変更したり、特に田舎は高齢者が多いですので高齢者に合わせて医療の病院とかお買物とか老人ホームとか郵便局とか、大変喜んでいただいています。これ、デマンドタクシーが本当の成功のうちの一つです。 さあ今度は、新宮市内です。新宮はそうはいきません。熊野川町玉置口線、篠尾線、小口線だけなんです。ルートが三つしかないからこれはもう本当にスムーズに行っていますが、新宮は、相筋から木ノ川までいろんなところの人口が多くてそこに市民の方が住んでおられる。そこで、市民の方々も高齢になってくる、免許証を返さなければならなくなってくる、お買物が行けなくなる、そして個人で運営される雑貨屋さんとか鮮魚店さんもだんだん減ってくる。そうすると大きなスーパーへ行かなければならない。そういったところを考えて、
企画政策部の課長、部長はよく勉強されて進められていると思います。それでありがたいんです。市民の方からいつも問合せがあるのは、いつごろになったらどういうことでできるんでしょうかねということで、我々にもお問合せがありますが、私はこう答えています。もう既に
企画政策部で考えて話を進めています。時期はいつからと私は言えません。それは執行者のすることですが、新宮市の状況を見て、どのような形で進めるかということは、既にもう
企画政策部でやっていると思いますと答弁しています。そのあたり、
企画政策部としての今のお考えはいかがなものでしょうか。
◎
企画調整課長(下基君) 企画調整課、下よりお答えさせていただきます。 議員おっしゃるとおり、現在、高田地域の再編に着手しておりまして、その後、市街地、三輪崎、佐野、木ノ川、蜂伏地域の再編につきましては、高田地域の再編後に取り組む予定にしております。 可能な限り早期に行いたいというふうに考えておりまして、住民の声も聞きながら交通事業者との協議を進めてまいります。それぞれの地域需要が異なることから、調整事項も多く時間を要する現状は御理解いただきたいというふうに考えてございます。
◆15番(
福田讓君) これはあまり広報等にはまだ掲載されていませんので、ただ高齢者の方もこれ大変だと思うんですよ。あなた方執行者としても。道が狭いでしょう、特に大浜の墓地から入ってくるバスが走っているでしょう。あれなんかいつ見ても1台のバスでもういっぱいですね。ああいうところを考えれば新宮市も住民の方はたくさんいらっしゃいますが道がそれほど大きい、広い道じゃありませんし、タクシーでどのようにしてされるんか。しかし、新宮市にはタクシー会社もいらっしゃいますからね、そのあたりの兼ね合いというんですか、官が民を圧迫したら駄目ですから大変難しいところです。私も市民からいろんな声を聞いても、確かに熊野川町は成功していますと、これはありがたいことです、そういう人口も少ないしね、約1,000人未満でしょう。新宮やったらこれ1万8,000人、三佐木地区で7,000人ですからね。それプラスして大体2万7,800人ですから大きいんですよね。そして、市道も張り巡らされているというんですか至るところに道があるから、どこを基準にしてバスのそういう交通網の体制を築いていくかということはなかなか難しいと思うんですけれども、頑張って私からはなるべく早くできるように交通網の整備をよろしくお願いしたいと思います。 今のところ私としては、6人か8人乗りの方のそういうジャンボタクシーみたいなもんで市内を回っていただくルートをつくって回られるんかなと私は考えているんですが、それもまた考えていないんですね。
◎
企画調整課長(下基君) 市街地の再編につきましては、ちょっと具体的な案というのはまだ明確にはお答えできませんが、今後いろんな声をお聞きしながら進めてまいりたいというふうに考えてございます。
◆15番(
福田讓君) これは本当に上田前議員も毎議会ごとに新宮の交通網のことを言っておりましたんでね、やっぱり早くこれを解決できるように、
企画政策部で御尽力ください。よろしくお願いします。 続いて、佐藤春夫記念館につきましても以前にも申し上げましたが、初めは予算に計上されて、いろいろ問題があって今中座しております。今後とも早く佐藤春夫記念館と、そして旧チャップマン邸、そして西村邸、新宮が生んだ芸術のゾーンとして一刻も早くこれしていただいて、この三つの線を結んでここを文化ゾーンとして打って出ていただきたいんです。 土地の交渉もいろいろあるでしょう。だから今、土地は割と安いんじゃないんですか。だからもう買収して原価で買えるような形でして、早いこと、
教育長、進めていただきたいし、あそこを三つの線で結ばな駄目です。もうあのゾーンとして、芸術ゾーン、大正ロマンをほうふつさせる、新宮市近辺にないんですよ、そんな大正ロマンですよ。すばらしいですよ。それで、明治の文豪佐藤春夫さんね。旧チャップマン邸、そして西村伊作さん、そこを何とか早くもう進めていただきたいと思うんですが、一言よろしくお願いします。
◎
教育長(
速水盛康君) 今、御指摘いただきましたように、佐藤春夫のゆかりの地でもあります。非常に歴史的な経過も含めまして大切にしていきたい、今議員おっしゃられたことをしっかりと受け止めていきたいと思います。 今年の3月
定例会で、私たちのほう御提案をさせていただきましたが、議員の皆様方からいろいろな御意見を頂戴いたしました。もう少し丁寧に全体像を説明するということもございまして、今、土地の取得、建築移転等、そういったような効果も含めまして、しっかりと精査をしていきながら、準備が済み次第説明する機会をいただいて、御提案をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
◆15番(
福田讓君) 今、土地も安いですからね、早くもう買収に取りかかってね、その予算も要ることですけれども、原価で買えるぐらいの形でやっていただきたいと思います。一刻も早くこのゾーンを完成して新宮市の名所として売っていただきたいと思います。 最後に丹鶴ホールについて、同僚議員も申し上げておりましたし時間ありません。ただ一言、御苦労さんです。課長を初め、私も見に行って、土日仕事、本当に御苦労さんです。これ細かいことは同僚議員がおっしゃいましたから、1億円の経費を絶対これを賄わなければならないと、そこ大変だと思うんですよ。一生懸命体にも気をつけていただいてやってください。今一番忙しいのは文化振興課のあそこの丹鶴ホールで働いている方、休み取れたあるんかなと思っているぐらい、そんだけしなければ、文化ホールを建てるときに厳しい意見もあったですね。それは私は真摯に受け止めて、新宮市は民主主義は最も発展している町ですから反対もあります、あっても結構なんですよ。 しかし、今喜んでいただいています。長尾さんという新町の方も熊野は一つだと。この文化ホールを前輪として観光、文化の拠点としてやっていただきたいと、大いに近隣町村もこの文化ホールを活用していただいて、熊野は一つとして、歴史のまちとして、その中心の経済も新宮が中心ですから、新宮港も含めまして、文化ホールがこれからも新宮市のハブ空港となるようにやっていただきたいと思います。 細かいことは申しません。もうお金の要ることばっかりですから、照明はもう完璧であり音響もすばらしいということをお聞きしていますんで、あとは収入をどれだけ上げるかということですので、ぜひともノウハウを使っていただいて課長も体に気をつけて職員の皆さんにもくれぐれも休暇はちょっと取っていただいて、やっぱり頑張っていただきたいと思います。ぜひとも頑張っていただきたいと思います。熊野の発展のためによろしくお願いします。 以上で
一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(
榎本鉄也君) 以上で
一般質問を終了いたします。
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△休会について
○議長(
榎本鉄也君) 以上で本日の
議事日程は終了いたしました。 この際、お諮りいたします。 議会運営の都合により、明日12月10日から15日までの6日間休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
榎本鉄也君) 御異議なしと認めます。 よって、明日12月10日から15日までの6日間休会とすることに決定いたしました。
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△散会の宣告
○議長(
榎本鉄也君) 以上により、次回の本会議は12月16日午前10時から会議を開きます。 本日は、
議事日程のとおりその議事を終了いたしましたので、これにて散会いたします。
△散会 午前11時43分...